愛機ソーピース・キャメル・ザ・9th

ちょっと旅へ行くことにしました。
紙芝居と寝袋とテントと、いろいろ運びつつ、自転車で。

自転車で引っ張るリヤカーは、リヤカーやカートの製作で知られるムラマツ車輛さんに発注。
小回りのきく集配ツールとして活躍中のクロネコヤマト「新スリーター(リヤカー付き電動自転車)」のリヤカーもこちらで作っているのだとか。

社長さんはじめ、みなさん親切。
こちらの用途に合わせて大きさやデザインをカスタマイズしていただき、
費用の方もかなり配慮してもらいました。
感謝です。
(ムラマツ車輛HPは、こちら

作ってもらった木箱に、雨を防ぐふたを取り付け、ざっと塗装して、自転車に接続させ、
「ソーピース・キャメル・ザ・9th(ナインス)」の完成です。

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「ソーピース・キャメル(Sopwith Camel)」というのは、第一次大戦で活躍した複葉式の飛行機の名前です。
マンガ「ピーナッツ」シリーズのご存知スヌーピーが、「撃墜王」となって第一次大戦ごっこで遊ぶとき、宿敵レッド・バロンを倒す彼の愛機が「ソーピース・キャメル」。
といっても、ただの犬小屋なのですが。
彼は犬小屋の屋根にまたがり、戦闘機に乗って大空を駆る勇者の夢をみるのです。
(英語の発音からいえば、「ソッピース」と呼ばれることも多いようですが、マンガを訳した谷川俊太郎さんにならって、やはり「ソーピース・キャメル」と呼びたい気がします。)

スヌーピーにとっての犬小屋は、居間であり、オフィスであり、しばしばベッドであり、ある時は飛行機ともなる。
彼の居場所であり、相棒でもあります。
旅のときの自転車はそんな存在でもあるなと思い、「ソーピース・キャメル」と名付けたのでした。

前回、もう10年くらい前になるでしょうか、自転車で旅をしたときは、「ザ・4th(フォース)」──4台目でした。
その後、盗まれたり、違法駐車で持っていかれたり、壊れたりで、この自転車に乗り換えるのは9台目。
そこで、「ソーピース・キャメル・ザ・9th(九世号)」というわけです。

本家の戦闘機「ソーピース(ソッピース)・キャメル」は操縦機能にくせがあって、熟練者が乗りこなせば、旋回や宙返りなど機敏性を発揮して大きな戦果をあげる。
しかし初心者が使いこなすのは難しく、当時、幾多のパイロットが敵にやられる前に自滅したため、「パイロット・キラー」と呼ばれたのだそうです。

今回の旅は、自滅しないようにがんばらなくちゃ。
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by kamishibaiya | 2011-05-08 20:03 | 旅のこと | Comments(0)

「ポレポレ」は、スワヒリ語で「のんびり、ゆっくり」という意味です。紙芝居屋のそんな日々。


by kamishibaiya